キッチン屋冥利に尽きる一瞬、懐かしいキッチンとの対面①

キッチンの施工で日本全国お伺いさせていただいているルプのキッチンですが、先日、久しぶりに栃木県への納品がありました。

道すがら
「あれ?群馬の現場が近いぞ!」
と、運転しているイノウエが言い出しました。

「そうなん?だいぶあるように思うのやけど・・・」

「いいや、小一時間で行けるハズや。お施主さんに聞いてみ?」
ということで、栃木の現場が終わった後に群馬のお施主さまに電話。

「近くまで来ているので、明日、手の届かないところを磨きに行きましょうか?」
私の申し出に快く対応してくださったお施主さま。

こちらは、車椅子対応のキッチンを入れさせていただいていて、搬入したときもご夫婦おそろいでで見に来られ、とてもフレンドリーな関係になれたことが嬉しくてずっと気になっていたキッチンなのです。


2009年10月搬入の様子

残念ながらご主人さまは出かけられてお留守、奥さまにキッチンの使い勝手をお伺いすると、とても使いやすいと手放しで喜んでくださいました。


Le pur No.303

新築をするときにキッチンでずいぶん悩まれたようです。でも、ルプのキッチンをNETで見つけて、これならばとお電話くださったようです。

「私たちがモノを頼むときはなにかと大変なのだけれど、ルプのキッチンはとてもハードルが低かった」
「ハードルが低い?」
「そうなんです、すでに高さはいくら、奥行きはいくら、と要望がきっちりと決まっていて、既製品をそれに当てはめようとしたら大変なことになるのですが、ルプのキッチンを発見したときにはこれだ!と思って」

「それで、伝わりにくいことはなかったですか?」
「電話ですべて理解していただいて、何の問題もなく、スムーズに事が運びました」

「お使いになってここはこうしたほうが良かったのでは?なんてところはありますか?」
「う〜ん・・・それが、今言われて考えてもなんにもないのですよ。とても満足しています」

お仕事の仲間とよくお食事を一緒になさるそうなのですが、仲間の健常者の方たちもとても使いやすいと褒めてくださるそうな。なんと有難いことでしょう!

また、近くに来ることがあればお伺いすることをお約束してお別れしましたが、大事に使ってくださっているキッチンは幸せものですね♪ キッチン屋冥利に尽きる一瞬です♪


地方に出ることがあれば、また、どちらかにお電話させていただくことがあると思います。そのときはよろしくね♪

木童本社へご挨拶〜♪

シンプル&とことん無駄を省いた本物志向の家づくり、木童さんが発信する『3 BASE プロジェクト』

そのコンセプトが合致してプロジェクトにルプのキッチンをご採用いただいています。

西新宿の「東京木童」にそのキッチンが展示されているのですが、神戸の 『3 BASE プロジェクト』参加のみなさんの眼にも触れるようにと、去年から「木童本社」にもキッチンを展示させていただいていました。

木童本社さんからキッチンのポスターを持ってくるようにと云われ続けて数か月・・・やっとリーフレットと共にお持ちすることができました(ホッ!)

ここ木童本社は、まるで南仏のような葡萄畑のなかにあります。私は四季をとおして変化するこの葡萄の丘が楽しみで楽しみで!

冬がやっと終わった葡萄畑はまだ冬眠冷めやらぬ状態でしたがやはり魅力的〜♪
車を降りてあちこち写真を撮りまくっていたのでした(笑)

さて、木童さんと言えば、国産材の普及の先駆者&立役者といっても過言ではないでしょう。
先日納品した静岡・三島の現場も木童さんの木がふんだんに使われていて、工務店さんと思いがけずに話が弾みました。

良質な木を使った『3 BASE プロジェクト』これから普請をしようと思っている方は見逃せませんよ!

秋の様子

かねてより計画されていた木童さんの『3 BASE プロジェクト』がいよいよ動き出した。


午前中で無事搬入を終えた私たちは、久しぶりに「うわのそら」のランチへと洒落込んだ。

ここ「うわのそら」は、もう何年も前から機会があれば足を延ばす。なぜならここは、なにもかもがステキ。母屋に通じる駐車場にはクワやスコップのひとつひとつまでもがオシャレに配置されカッコイイのだ。

店内から外を眺めるとガラス窓から額縁絵をみているような美しい景色が望める。

茶店と画廊を併設する店内の内装は店主である息子さんのプロ並みの手による。
レジで久しぶりのご挨拶をすると、庭の隅でミツバチを飼っているとのこと。見ると小さな箱が積まれて、ミツバチが飛び交っていた。

ふと見ると寸胴の大鍋を使ったポストが新しく仲間入りしていたが、これも彼が作ったに違いない(*^ ^*)。

すっかり涼しくなった秋の三田。


刈取りを終わった田はひつじ田に変わり、一部ではまた穂を出さんと勢いづいている。
このひつじ田は私にはとても魅力的な存在。今年は思わず少しだけいただいてしまった♪




道すがら、はざかけ(稲掛、稲架)や黒豆、コスモス畑などを撮りたくて少し遠回りをしていたら、気になる家が目に付いた。

つづく。

リユースキッチン

現場とのコラボレーション


「家を買ったんです・・・」
「どこで?」
「川の向こうで」
「え?あんなところで買えたの?」
「はい、運がよかったです」
昨年の暮に新年用の花を買い求めに立ち寄った『NOTICE』さんのオーナーのYさんとの会話。

連れてっていただくとまぁ!広い!
一階は二台は入ろうかと思うほどの広い駐車スペースに奥さまの陶芸スペースと洗面にお風呂。
二階が住居でキッチンに子ども部屋と夫婦の寝室。
「予算の関係で・・・賢いキッチンってありませんかね?」
「あ、じゃぁ、展示品があるけどそれを上手に使って見ない?」

実は、2010年のINTERIOR FESTIVAL に展示したシンクがショールームに置きっぱになっていた。

ということで話しはトントンと進み、現場が近いと言うこともあり先に工務店さんにシンクやフードをお渡ししていたので、いったいどんなふうに使われるのか実のところ知らなかった。
キッチンが座ったとの報告があり、混合栓やトラップ廻りを取り付けに行くと、なんとも素朴なキッチンが出来上がっていた。

これを受けて、次なるキッチンは現場とのコラボ用にアレンジできるものを企画決定!
新シリーズとして出したいと思うので請うご期待〜♪

それにしても大阪市内の一等地でこの広さ!
羨ましいとしか言いようがない(*^ ^*)

こちらものぞいてみてくださいね〜(^^♪

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ショールームのごあんない

お施主さま

ここのところ滋賀県詣でが続いている。
しかもそれぞれの現場が意外に近いのも面白い現象。

こちらはお引越し間近の守山の住宅。お引越し後の生活感のある画像もいいものだが、竣工写真もなかなか撮る機会がないのでお施主さまに無理を言ってお願いした。

なんでも、このお家は「板倉構法」と言い校倉(あぜくら)工法を住宅に応用した工法だとか。
構造柱と柱の間に厚さ3cmの杉板を落とし込み壁を構成。屋根・床にも厚さ3cmの杉板を張り、構造材がそのまま内装化粧材となる。板と板の間に空気の層を何層も作り断熱効果をあげ調湿も図るという。

厚い杉板をたっぷり使っているにも関わらずとてもモダンな空間ができあがっていた。



一方、こちらは昨日のキッチン搬入のお家の様子。

左官やさん?・・・いえいえ!

そういえば、お施主さまが壁をセルフビルドで珪藻土を塗られるとお伺いしていた事を思い出した。

セルフビルドといってもログハウスのように家そのものを作るフルバージョンのものからプチバージョンの床のワックスがけまでいろいろあるが、現場でよく見かけるのはこの珪藻土塗り。

始められて10日ほど経つそうだが、ご夫婦それぞれご自分の分担箇所を黙々と塗られていて、しかもプロ跣。素人が手を出すと大概、ぽたぽたと落ちてかなり足元が汚れるものだが、これでは左官屋さん夫婦と間違われても無理ない!と(笑)。

にしても、下地のパテ埋めも自分たちでしたと言われてまたもや驚き!
私ならきっと音を上げるだろうといつも思うが、こうして愛情を注いだ家にはいい気がたっぷりと宿るような気がした。

まだ珪藻土塗りが続くそうなので、キッチンはしっかりと養生をして画像を撮れずに帰ったのだが、工務店さんをチェックするとなんと!なんと!(笑)【衝撃のキッチン】と題して、養生を外した画像が!!!(いやぁ〜!こちらこそ驚きました!ありがとうございました!)

まだ、かなり珪藻土塗りが残っているようでしたので、また、養生をお願いしますね!(*^▽^)ノ



こちらものぞいてみてくださいね〜(^^♪

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ショールームのごあんない

今年の蕎麦打ちイベント企画

今年の蕎麦打ちイベント企画

主婦の城、キッチン!
・・・と偉そうに言ってみても、実際、三度三度のご飯を作るのは大変なことですね。いつもご馳走ばかりは作ってもいられないし、体調が悪ければ、時間がなければ、とても面倒なこともあります。

けれど<食>はとても大事なことなのです。
キッチンは<食物>という命を私たちの身体につなぐ、本当はとっても大事な場所なのです。

キッチン作りをさせていただいているLe pur(ルプ)では、主婦(主夫)がキッチンで織成す行為を作品ととらえ、家族であり友人はそのお客さまと定義づけ<Kitchen is my gallery>(キッチンは私の画廊)と題し、日本の四季にもとづく家庭料理や保存料理など気軽にチャレンジしていただく場を作っています。春夏秋冬、年4回の開催ではありますが、毎回、好評を得ています。

過日、夏イベントを中近東からお帰りになったばかりの毎床先生にトルコ料理を学びましたが、次は秋イベント。去年から始めた新蕎麦の蕎麦打ちを開催することになりました。

ということで〜今年はちょっとカルチャーチックな蕎麦〜♪

講師はカメラマンの「畑 義温」さん。
畑さんは、ルプママが企画していたリュート弾きの「つのだたかし」さんのコンサートで知り合った、古くからの友人。また彼は、あの有名な「そば切り 凡愚(ぼんぐう)」の亭主と懇親の仲で、蕎麦打ちもプロなみの腕を持っている人なのです。

今日、そのイベントの詳細を決めるためにお呼びしていたのですが
「時間ある?」
「あるけど?」
「じゃぁ、今から行こ!!」
「え?今ごろから?時間・・・大丈夫?」
「電話するから!」

本当はお昼ご飯はしっかり済ましていて、おなかは大きかったのですが蕎麦なら入るか・・・とスタッフと一緒に、閉店間際の凡愚さんへ強引にお邪魔してきました。

店に入ると、店主が蕎麦の実を石臼で挽いている真っ最中。
毎日30食分だけこうして手挽きしているのだそうな。
あの三角の蕎麦の実を入れるとゆっくりゆっくり石臼を回転させ、じんわり出てきた蕎麦粉を二回挽くのだそうな。

席に座ると、畑さんがなにやら相談してオーダー。
蕎麦が茹で上がる前にテーブルに積んである「鯖寿司」をいただく。


笹の葉で包んだ鯖寿司はしっかりと熟(な)れていてとってもいいお味!
(しまった!帰りにお持ち帰りを買うの忘れちゃった!)

どうにか一人前用意できるか否かという、湯上げした、かの有名な「太切そば」を鴨汁でいただく。

その後運ばれたのが「細切そば」最初はそのまま箸でつまんでいただく。
ぷぅ〜んと蕎麦の香りが口の中に広がる。

次は、テーブルにずらりと並んだこだわりの塩で、そして次は、わさびだけつけていただく。
これはまた、わさびの香りが広がりなんともいえない旨さ。
最後に出汁でいただく。

まるで儀式のようだけれど、こうして食べてみると蕎麦本来の持つ旨みを表現してくれるのでとてもわかりやすい。

最後に蕎麦湯を出汁に入れて完食!


たくさんあった蕎麦湯もすべていただいたけれど、蕎麦湯の旨さも天下一品。

亭主に蕎麦イベントの話しをすると
「あの石臼で蕎麦粉を挽いて足したら?100gか200gでも足したら香りがぜんぜんちゃうで!」
なんと!
亭主が畑さんにプレゼントしたコンパクトな石臼があるとかで、イベントの当日、蕎麦粉を手で挽くところから始めることになった!

今年の蕎麦イベントはかなり面白いイベントになりそう!
予定は12月1日(土)13:30〜  定員は4〜5名を考えています。
詳細が決まり次第募集をさせていただきますが、よろしければお早めに私に耳打ちを〜(笑)

こちらものぞいてみてくださいね〜(^^♪

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ちょっこっとミーハー気分〜♪

ちょっこっとミーハー気分〜♪

<ルプ>公式HPを少し触っていて、何気なく本間美紀さんの<キッチンのこころ>というブログを訪問、すると!!

10月2日の記事「ベテランのこころ」で私のことが!!

先月の9月にも、キッチンスペシャリストの親分黒田秀雄先生も、ご自身のブログで「Le pur(ルプ)のステンレスティシュボックスと敬老の日のホームパーティ 」と題してルプの<折りだけシリーズ>で実験中のティッシュボックスについて感想を書いてくださいました。

次々と目新しい新商品など出すでもなく、地味〜(笑)な、キッチン屋の Le pur(ルプ)ですが、こうして書いてくださると、やっぱり嬉しい!ちょっとミーハー気分にもなるというものです♪(*^ ^*) 本間美紀さん、黒田先生! 有難うございました。

この<折りだけシリーズ>は、キッチンを作るときにできる端材の板を切って折るだけで作った商品です。ショールームにはいくつかの商品があるのですが、お商売下手な私はなかなか販売までこぎつかせることができなくて・・・反省です!
近々、ショップを整理して載せていきたいと思います。ご期待ください!

***

ところで話し変わって、最近、お客さまよりこんなご質問がありました。
何でもその方は、金属関係の新聞で再生金属に放射性物質が混じっているのでは?という記事があったそうで、ステンレスも再生される商品なので、再生SUSのなかに汚染されたものも混じっているのでは?というご心配を打ち明けられたのでした。

そこで、さっそく材料屋さんに聞きましたら、
「鉄は簡単に鋳造できるので、もしかすると汚染されたものがわからずに紛れ込み再生されている可能性もあるかもしれないけれど、ステンレスに関しては、限られた工場でしかも厳しい管理体制のなか作られているので、まったくその心配はありません」
とのお返事でした。

ただ、製品になって運搬の際に汚染地域を通ったとすれば、内部ではなく、外的に数値が上がることはあるかもしれませんね。
本来なら安全、安心して生活できるものを、あの事故で衣・食・住・医、全てにおいて神経を尖らさなければならない現状。本当に腹立だしいことです!!

しかし、嘆いてばかりでは前に進めませんね。
見たくもなく聞きたくもなく言いたくもないでしょうが、ここはしっかりと目を開き、耳を澄ませ、神経を研ぎ澄ませて、確かな情報を集め個人を家族を守っていかなければならないと思います。

こちらものぞいてみてくださいね〜(^^♪

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