今年の蕎麦打ちイベント企画

今年の蕎麦打ちイベント企画

主婦の城、キッチン!
・・・と偉そうに言ってみても、実際、三度三度のご飯を作るのは大変なことですね。いつもご馳走ばかりは作ってもいられないし、体調が悪ければ、時間がなければ、とても面倒なこともあります。

けれど<食>はとても大事なことなのです。
キッチンは<食物>という命を私たちの身体につなぐ、本当はとっても大事な場所なのです。

キッチン作りをさせていただいているLe pur(ルプ)では、主婦(主夫)がキッチンで織成す行為を作品ととらえ、家族であり友人はそのお客さまと定義づけ<Kitchen is my gallery>(キッチンは私の画廊)と題し、日本の四季にもとづく家庭料理や保存料理など気軽にチャレンジしていただく場を作っています。春夏秋冬、年4回の開催ではありますが、毎回、好評を得ています。

過日、夏イベントを中近東からお帰りになったばかりの毎床先生にトルコ料理を学びましたが、次は秋イベント。去年から始めた新蕎麦の蕎麦打ちを開催することになりました。

ということで〜今年はちょっとカルチャーチックな蕎麦〜♪

講師はカメラマンの「畑 義温」さん。
畑さんは、ルプママが企画していたリュート弾きの「つのだたかし」さんのコンサートで知り合った、古くからの友人。また彼は、あの有名な「そば切り 凡愚(ぼんぐう)」の亭主と懇親の仲で、蕎麦打ちもプロなみの腕を持っている人なのです。

今日、そのイベントの詳細を決めるためにお呼びしていたのですが
「時間ある?」
「あるけど?」
「じゃぁ、今から行こ!!」
「え?今ごろから?時間・・・大丈夫?」
「電話するから!」

本当はお昼ご飯はしっかり済ましていて、おなかは大きかったのですが蕎麦なら入るか・・・とスタッフと一緒に、閉店間際の凡愚さんへ強引にお邪魔してきました。

店に入ると、店主が蕎麦の実を石臼で挽いている真っ最中。
毎日30食分だけこうして手挽きしているのだそうな。
あの三角の蕎麦の実を入れるとゆっくりゆっくり石臼を回転させ、じんわり出てきた蕎麦粉を二回挽くのだそうな。

席に座ると、畑さんがなにやら相談してオーダー。
蕎麦が茹で上がる前にテーブルに積んである「鯖寿司」をいただく。


笹の葉で包んだ鯖寿司はしっかりと熟(な)れていてとってもいいお味!
(しまった!帰りにお持ち帰りを買うの忘れちゃった!)

どうにか一人前用意できるか否かという、湯上げした、かの有名な「太切そば」を鴨汁でいただく。

その後運ばれたのが「細切そば」最初はそのまま箸でつまんでいただく。
ぷぅ〜んと蕎麦の香りが口の中に広がる。

次は、テーブルにずらりと並んだこだわりの塩で、そして次は、わさびだけつけていただく。
これはまた、わさびの香りが広がりなんともいえない旨さ。
最後に出汁でいただく。

まるで儀式のようだけれど、こうして食べてみると蕎麦本来の持つ旨みを表現してくれるのでとてもわかりやすい。

最後に蕎麦湯を出汁に入れて完食!


たくさんあった蕎麦湯もすべていただいたけれど、蕎麦湯の旨さも天下一品。

亭主に蕎麦イベントの話しをすると
「あの石臼で蕎麦粉を挽いて足したら?100gか200gでも足したら香りがぜんぜんちゃうで!」
なんと!
亭主が畑さんにプレゼントしたコンパクトな石臼があるとかで、イベントの当日、蕎麦粉を手で挽くところから始めることになった!

今年の蕎麦イベントはかなり面白いイベントになりそう!
予定は12月1日(土)13:30〜  定員は4〜5名を考えています。
詳細が決まり次第募集をさせていただきますが、よろしければお早めに私に耳打ちを〜(笑)

こちらものぞいてみてくださいね〜(^^♪

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