お施主さま
ここのところ滋賀県詣でが続いている。
しかもそれぞれの現場が意外に近いのも面白い現象。
こちらはお引越し間近の守山の住宅。お引越し後の生活感のある画像もいいものだが、竣工写真もなかなか撮る機会がないのでお施主さまに無理を言ってお願いした。
なんでも、このお家は「板倉構法」と言い校倉(あぜくら)工法を住宅に応用した工法だとか。
構造柱と柱の間に厚さ3cmの杉板を落とし込み壁を構成。屋根・床にも厚さ3cmの杉板を張り、構造材がそのまま内装化粧材となる。板と板の間に空気の層を何層も作り断熱効果をあげ調湿も図るという。
厚い杉板をたっぷり使っているにも関わらずとてもモダンな空間ができあがっていた。
一方、こちらは昨日のキッチン搬入のお家の様子。
左官やさん?・・・いえいえ!
そういえば、お施主さまが壁をセルフビルドで珪藻土を塗られるとお伺いしていた事を思い出した。
セルフビルドといってもログハウスのように家そのものを作るフルバージョンのものからプチバージョンの床のワックスがけまでいろいろあるが、現場でよく見かけるのはこの珪藻土塗り。
始められて10日ほど経つそうだが、ご夫婦それぞれご自分の分担箇所を黙々と塗られていて、しかもプロ跣。素人が手を出すと大概、ぽたぽたと落ちてかなり足元が汚れるものだが、これでは左官屋さん夫婦と間違われても無理ない!と(笑)。
にしても、下地のパテ埋めも自分たちでしたと言われてまたもや驚き!
私ならきっと音を上げるだろうといつも思うが、こうして愛情を注いだ家にはいい気がたっぷりと宿るような気がした。
まだ珪藻土塗りが続くそうなので、キッチンはしっかりと養生をして画像を撮れずに帰ったのだが、工務店さんをチェックするとなんと!なんと!(笑)【衝撃のキッチン】と題して、養生を外した画像が!!!(いやぁ〜!こちらこそ驚きました!ありがとうございました!)
まだ、かなり珪藻土塗りが残っているようでしたので、また、養生をお願いしますね!(*^▽^)ノ
こちらものぞいてみてくださいね〜(^^♪
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ルプママのあんなこと!こんなこと!
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ショールームのごあんない