町家再生住宅の魅力

心地よいカジュアルなジャズに迎え入れられた。
ここは、今年2月に納品させていただいた町家再生住宅。

搬入して帰ってきた施工班が口を揃えて褒めた家だったので楽しみにしていたが、その期待に違わずいい気が流れているのを感じる。

お施主さまの拘りや趣味の良さを部屋のあちこちに

元の主が持て余し解体の危機に陥ったものを縁あってお施主さまが買い取られたという。
よくある話だけどこうして命が繋がることは珍しい。たいがいは見るも無惨な姿になりその後解体撤去。この辺りにも勿体無いほどのものがまだいくつか残っていたけどそれも時間の問題かも。

ご挨拶もそこそこに上り込むとうわぁ!私たちの眼はキラキラと光りだした。なんと、お施主さまは木が大好きで、各部屋のあちこちにはかなりのコレクションが置かれ、あまりの興奮にその荷を解かれて見せてくださる場面も。

キッチンの写真を撮るのも忘れて魅力的な家の隅々を撮影するワタシ・・・(笑)


にしても、玄関の沓脱石の代わりにじゅうぶんテーブルになる大きな栗が敷かれていたには驚いた!
勿体なくて足をのせることがはばかれた。

キッチンの写真は Le pur<ルプ>キッチンのいろいろ で紹介させていただきます。